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電力自由化後の電気屋の愚痴

公開日: : その他

平成28年4月より低圧引き込み契約の電力自由化が始まりました。

電気料金が安くなるのかなどという議論はさておき、

肝心な工事を担当する電気工事店にとっては、

現状ではとてもやりずらい状況になってしまいました。

 

電力自由化は始まりましたが、電気工事店は新規での電力申し込みは東京電力エナジーパートナーに行います。

他の新電力にも新規の申し込みができるのかもしれませんが、WEBを見た限りでは新規を受け付けている気配が一切ありません。

必然的に東京電力エナジーパートナーへ新規申し込みをするという流れができています。せっかくの自由化したのに。

 

この東京電力エナジーパートナーがまたお粗末な点がたくさんあります。

WEBシステムにて登録申請を行うのですが、登録申請をした後に受付応答があるまで数週間かかります。

また申請に不備などがあっても電話はくれません。WEBシステムのコメントに一言書かれているだけです。

WEBシステムを毎日確認しなければならない状況になっています。

途中で変更が発生した場合にでも受付してもらえません。システム処理が完了しないとメッセージを送ることができません。

電話で問い合わせしてみたらどうか?問い合わせ先がいまいち不明です。どこにかけていいかわかりません。

しかも電話をかけてもつながる気配すらありません。

最終的に東京電力パワーグリッド(送配電部門)に電話してフィードバックしてもらうという始末。

 

新しい契約プランも問題があります。

実量制のスマート契約という契約を使用したプランがあります(スタンダードX・プレミアムプラン・スマートライフプラン)

契約が実量制になるため、リミッタ(アンペアブレーカー)の撤去をしなさいと指示がありましたので撤去しました。

リミッタがありませんので、今度は主幹ブレーカーが電路としての電流容量になりますが、今度は電線の太さが足りないといわれました。

なぜリミッタを撤去する必要があったのでしょうか?

スマートメーターで電流制限をかけてくれればいいのではないでしょうか?

容量増加しているわけではないので、幹線を張り替えるのはおかしいと思います。それともELB容量を下げる必要がありますか?

どちらにしろ余計な工事が発生してしまいます。

 

 

東京電力パワーグリッドも検針が遅れていたり、最近東京電力の緊急車両をよく見かける気もするし

なんかおかしいと思います。日本の電力は大丈夫でしょうか?

 

以上。愚痴でした。

 

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