建設業界に週休二日を!
公開日:
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最終更新日:2013/06/20
報告・感想など
世の中、週休二日制度が浸透しかなりの年月が経ちましたが、
建設業界は週休一日です。
建設業界の若者ばなれが叫ばれる中、建設業界も週休二日制度にして、
若い労働力を引き込む必要があると思っています。
以下の組合は、建設業の休日を増やそうと活動をしています。
私は組合員ではありませんが、考えに賛同し応援していきたいと思っています。
●日建協
日本の今の若者は週休二日の環境で育ってきています。
土曜日が休みが当たりまえで育ってきています。
さて就職となったときに、土曜日が仕事であるという事実を受け入れてくれる若者がどれくらいいるでしょうか?
これからの建設業は、古い考え方を捨てて、週休二日を導入するべきだと私は思います。
こんなことを書くと、じゃあ、篠崎電気を週休二日にすればいいではないかと、思われる方もいるかもしれませんね。
しかし、なかなか難しい問題なのです。
まず建設業界というのは多重下請構造にて成り立っています。現場のスケジュールを立てるのはトップに立つゼネコンです。
ゼネコンの作ったスケジュールが土曜休みでなければ、(土曜が休みなスケジュールは見たことがないですが・・)
我々下請け企業は従うしかないのが実態です。
通常、会社の就労規則は会社で決めるものですが、上からの影響があまりにも大きいため、
経営者が週休二日を導入したくても、事実上導入不可能なのです。
これが建設業における週休二日制が浸透しない問題点だと思っています。
これを解決するにはすべてのゼネコンが週休二日を取り入れなければなりません。
週休二日を導入すると工期が延びてしまうので、経費が増え、利益が下がってしまいます
しかも社員の給料を減らすことはできませんので、企業の取っておそらくいいことはありません。
しかし、社員の士気があがるかもしれません。それによって新たに得るものがあるかもしれません。
是非ともゼネコン様には、週休二日に前向きに向き合っていただきたいと考えております。
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Comment
元請が下請けを奴隷のように酷使しているのが日本の建設業の現状です。
下請の中小企業が土日返上で工期を間に合わせようと努力しているのを良いことに、元請の大企業は立場を利用して、下請に無茶を押し付けています。
しかも、利益の大半は大企業の少数が独占し、中小企業の大多数の労働者は苦しい労働の対価に見合わない薄給で我慢しています。
また、仮設トイレ一つを取っても酷い作業環境で労働に従事しています。
中小の下請にとって、休日はあって無いようなものなのに、元請の大企業幹部はゴルフに興じる有様です。
現状を刷新する為には、企業を国家が監視し労働者の生存権を国家が保障することが必要です。
(国家が生活に困窮して自殺に追い込まれる者を救済しないのは、犯罪行為に等しい。)
「業界団体」を設立し、国家がそれを指導する国民社会主義体制なくして労働者の救貧と作業環境改善はありえません。