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電気の資格 電験を受けてみようかと考える

公開日: : 最終更新日:2015/03/30 資格試験

 

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皆さんこんにちは。

最近、電験3種の試験を受けてみようかと思っています。

電験3種というのは、電気関連の資格の一種で、

正確には第3種電気主任技術者試験と言います。

国家資格で、電気関係の技術者にとっては最高峰(1種、2種のほうが上だが。)の資格です

 

今日は電気の資格について、知っていることを書いていこうかと思います。

まず、電気の試験には主に3系統の資格があります。

1つは工事資格。

日本の法律では工事資格がないと、電気工事をしてはいけないことになっています。

低圧(一般家庭や小規模な事務所など)の工事を行うことができる第二種電気工事士と、高圧大きな会社や工場など)の工事を行うことができる第一種電気工事士。また、第二種電気工事士だけど、高圧工事の低圧部の作業が行える認定電気工事士などという資格もあります。

電気工事士はまず第二種電気工事士を取得し5年以上の経験を経て第一種電気工事士にステップアップをします。

二種から一種の間に認定電気工事士を受けて、高圧作業の低圧部作業を担当することができます。

二種を取らないと、電気屋っぽい仕事は何もできないので、まずは第二種電気工事士の資格を取ることからが電気屋の始まりです。そして修業を積みながら一種電気工事士を目指していきます。工事資格としては一種電気工事士があればそれ以上の工事資格はありません。一種は5年に一回の定期講習があります。

その他、火災報知機を工事できる甲種4類消防設備士、電話工事などでは工事担任者という資格もあります。これらは弱電屋さんと呼ばれる方たちが持っている資格です。消防設備とかとてもややこしいのでこの資格も定期更新があります。

 

2つめは監理資格。電気工事をするうえでの監督業務をするための資格です。

電気では1級電気施工管理技士と2級電気施工管理技士の2つがあります。

監督という意味では同じですが、1級と2級では主に工事規模が異なります。

通信系では電気通信主任技術者という資格もあります。

1級施工管理技士は工事現場の監理技術者になることができます。2級施工管理技士は主任技術者になることができます。この違いは下請金額の違いによってどちらを置くかが決まります。電気工事だけで言うと、下請けに出す金額が3000万円を超える工事の場合、監理技術者を置く必要あります。それ以外の場合は主任技術者です。3000万円以上の工事でも、すべて自社施工であれば主任技術者で構いません。(実際には監理技術者の資格を求めら得れると思いますが・・)

また、下請けにも主任技術者を置く必要があります。

元請けの監理技術者または主任技術者は現場代理人と呼ばれる任を兼務することが多いです。現場代理人というのは仕事を請け負った会社の社長の代わりという意味です。

社長が現場にいることはあまりないと思います。社長の代わりに現場に来ていて監督もしているといういみで、代理人と呼ばれます。これは建築現場独特の制度ですよね。普通のサラリーマンで考えたら、みんな担当者はみんな現場代理人になってしまいます。現場代理人は特にだれがなるとか決まりはないので、監督が兼任することが多いです。

 監督は基本的には工事はしません。監督の仕事は現場の監督はもちろんのこと、

建築・顧客との打ち合わせ、スケジュール管理、図面作成、材料手配、工事方法の検討、写真撮影、納品物作成がメインの仕事になってきます。

3つ目が保安資格。電気設備の維持管理をするための資格です。電気主任技術者試験といい、

1種から3種まであります。多くは3種をとってから上位にステップアップします。

工事が終わった後に登場する資格で、低圧引き込みの場合は必要ありません。高圧引き込みの電気設備(自家用電気設備)の電気維持管理をする電気主任技術者に必要な資格となります。(監督の主任技術者とは別)

工場や店舗などにキュービクルという電気設備(高圧を低圧に変換したり、電気の継電器と呼ばれる安全装置などが入った大きな小屋)の維持管理です。

定期的に電気設備に異常がないかのチェックを行い、異常があれば、工事をするようにユーザに指示をします。工事をするのは電気工事屋です。

また高圧設備の改修を行う際には、耐圧試験、各種リレー試験などを行い、正常に動作することの確認作用を行います。

電気主任技術者

 以上、が主な資格です。

 

この保安である電験3種を、工事店ですが、受けてみようかと考えております。

工事も保安も同じ電気を扱いますが、両方ともやっている会社はあまりないのではないでしょうか?

弊社は主に電気工事を担当しているので、電気の保安は少し畑が違う業種なのですが、弊社はイーレックスの代理店で高圧電力を扱うお客様との接点があること。電気工事で電気主任技術者と連携して作業をすることがある(保守業務の一環で、PASと呼ばれる装置の交換工事や、トランスの交換工事など、これは1種電気工事士の仕事)。高圧ではキュービクルの工事が必ず発生すること。

これらの工事をするにあたって、電気主任技術者の知識をもっておきたいというのが受験を考える理由です。

とはいえ、この電気主任技術者は難しい資格です。受けて、はいどうぞともらえるような資格ではありません。合格率でいうと10%以下、5、6%位といわれています。レベルで言うと、電気系の大学生レベルだそうです。しかも科目が4科目あり、すべて合格する必要があります。(科目合格で、持ち越しあり)

先は険しそうですねー。みなさん、数年かけて挑んでいるみたいです。

大変だろうけど、受けてみようかなぁ。電気に携わる人間としては電験があればだいぶ箔がつくというものです。

試験は5月から受け付け開始です。もう少し考えてみよう。w

 

 

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